ピッチシフト

以前、と言ってもかなり前に録音した音源が見つかりました。きちんとバンド編成にして、今やっている「1人ツェッペリン」の原型となったものです。今は簡単にデジタル環境で録音したわけではないけれども、逆にかなり音がいいことも発見しました。その件はまた後日。

さて、ボーカルを編集する作業も、現在は素人ミュージシャンレベルで簡単にできてしまいます。自分はAppleの「Logic」というDAWソフトを使っていますが、「Logic」のピッチシフト機能を使って、ボーカルのずれを修正する作業を行っていました。

ボーカルは2トラック録ったので、それぞれの修正を行う過程でいろいろ新たな発見がありました。1本めは原曲聴きながら感性で、2本めはその修正したものと比較しながら、だったので、基本的にはピッチのずれの修正はあり得ないことになります。

一応、2本録音して、それを重ねる方法でコーラス効果を出しながら、そのずれで深みを出す方法をとっていましたが、そのコーラス効果が薄まる代わりに、かなりきれいにボーカルが修正できました。

ずれがあると、不況が発生したりするわけですが、編集画面では発生防ぐことができるので、これまた驚きです。

「Logic」というアプリケーションの凄さを伝えたいのですが、なかなか伝わらないことにもどかしさを覚えながら、いろいろ使いこなしていくわけですね。

またおいおい書いていきたいと思います。

■以前はパッケージ版がありました。今はダウンロード版だけです。

シグナリング効果?

なぜツェッペリンを目標にしてプロジェクト始めたのでしょうか?
それは、シグナリング効果を期待したからです。

ツェッペリンのギタリストはいわゆる「3大ギタリスト」(ジミヘン入ってないけど)の1人である、ジミー・ページ。

ドラマーはロック界ドラマーNo.1と誰もが認めるジョン・ボーナム。

ベースはスタジオミュージシャンでスーパーマルチプレイヤーのジョン・ポール・ジョーンズ。

ボーカルはルックスはもちろん、ロックボーカルの表現力は唯一無二の存在である、ロバート・プラント。

完全にコピーすることなんて不可能です。無謀な試みに近い。ただ、好きな音楽をどのように楽しむかの1つの方法としてありなのかと。

あとは、ツェッペリンができるのなら他もできるだろうという「シグナリング効果」も期待してます。「観客効果」を狙っているということもありますが、自分に向けての動機付けが強いわけです。

マルチプレイヤーとしてのレベルをより上げていくためのエンジンですね。

今日はスタジオでドラム練習です。

■世界一アルバムということです。

ドラマーとしてのプライドなんてないからこそ。

楽器の中ではドラム歴が一番長いです。
楽器を始めたきっかけなんて大抵の場合は大したことではないものですが、元々は職場の連中でバンドを作ろうって話の流れから、ドラムやるやついないよね、ってなり、じゃ俺やるよ!ってのがきっかけです。

そこから、職場の近所の楽器屋さんに行って、周辺でドラムを教えてくれるところを教えてもらい、そこからずっと継続してます。もちろん、ここまで楽器に没頭する人生が待っているとは全く想像していませんでしたが。

予想通り、バンド自体はすぐに立ち行かなくなって、でもドラムはそのまま継続していくことにしました。

ところで、ドラムをやってます、と言うと必ず「よく手足がバラバラに動きますね」と聞かれます。「慣れですよ」と答えていますが、天才は別にして最初は誰でも動きません。訓練というか、練習で一つ一つ課題をクリアしていけば必ず動くようになる、と思います。

20代後半から始めて、普通にライブやれるようになるんだから、効率的に練習すればもっと短時間で習得できるようになります。

何にでも言えることですが、30歳前から何かを始めるときって、いかに短時間で仕上げるかって大事なことだと思います。仕事はもちろん、人によっては家庭もあります。であれば、プライドなど構わずいかに効率よく習得するかがキーになります。

効率的に練習する方法や、他にもドラム初心者にありがちな落とし穴とか、自分がどのようにして課題を克服していったかもここで書いていけたら、と思います。

■スティックはこんなの使ってます。これはディープ・パープル仕様です。

「1人ツェッペリン」やってます。

もちろん、ツェッペリンは象徴的な意味として使ってます。

バンドのすべてのパートを1人で完成させるプロジェクトを勝手に「1人ツェッペリン」って言ってるんですが、ツェッペリンって何?、誰?って周囲で聞くようになりました。

当然ですね、50年前に世に出たバンドですから。知ってる人、と言うか、世代的に認知度が減ってきてますね。

おそらく、Google先生に聞けば親切に教えてくれると思いますが、かんたんに言えば60年代後半にメジャーデビューして、80年代前半でその活動を終えた、イギリスのハードロックバンドです。

影響を受けたであろうバンドやアーティストも数多く、売れているコンテンツ、レコードやCDも天文学的な数字で、個人的にはビートルズと双璧なんだろうと思います。

正式なバンド名は、「レッド・ツェッペリン」、アルファベットで書くと「Led Zeppelin」です。「赤い」のレッドではありません。

ヘヴィ・メタルのお手本とか言われたりしますが、そもそも「ヘヴィ・メタル」って言葉も最近では一般名詞として使われなくなってきたような気がします。

というわけで、自分のこれまでやってきたこと、今やってることを少しずつ発信していきたいと思います。いろいろ記録しておきたいこともあるし、もう少し自分のレベルを上げていきたいという気持ちも非常に強いです。

まずは継続が目標です。明日も書けるかな。

1人ツェッペリンの1つのあり方です。
後ろのポスターは、長年応援している川村ゆきえ様です。